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建築は「にくい」

11/7(日)KPOキリンプラザで『街の使い方』展を観て来ました。
アトリエ・ワンという2人組の建築家ユニットの活動の紹介でした。
建築家なので家を当然建てるわけですが、路上観察プロジェクトもやっていました。
「メイド・イン・トーキョー」と題して東京の一風変わった複合建築の紹介。(スーパーマーケットの屋上が自動車教習所など)
「ペット・アーキテクチャー」はペット小屋のような狭いあるいは薄い土地の上に立つ建築物を紹介。
アトリエ・ワンの住宅作品ももちろんあって、小さくて個性的な素敵な家の模型が並んでいました。
美術展にも作品を出してるようで、いちばん分かりやすくて面白かったのが、「ホワイトリムジン屋台」(新潟の妻有アートトリエンナーレ2003出品作品)。30人が一度に座れる全長10mの白い屋台。出されるメニューは白か透明の食べ物か飲み物という制限付き。
建築モノの展示ってリアリティ薄くてつまらないイメージ(兵庫県立美術館でやってた「世界の美術館展」のせい〜ひたすら壁に掛けられている文章を読まないといけない!くたびれさせる展示)があったし、KPO(前回の「ハイエナジーフィールド展」がしょぼかったのと、その前の田名網敬一展がワンパターン過ぎて退屈)だし、あんまし期待せずに20分で出ようとふらっと立ち寄ったのですが、意外に長居してしまいました。見直しましたよKPO。
展示としては建築ってよくやってるわけじゃないから観る機会は少ないけど、鑑賞の一つのカテゴリーとして面白いですね。実用性を持ったモノとして存在してるってとこが「にくい」ですね。絵や音楽にはない実用性。ただこの作品いいなで終わるんじゃなくて、住みたいな使いたいなって気持ちを湧かせるところが絵にはない「にくい」ところ。作品空間の中に自分が入り込むことで生まれる愛着。この愛着って他の分野ではなかなかないかも。
建築は実物が存在するんだから足を運んで観に行くべき。きっと大阪にも面白い建築あるはず。今日みたく天気の良い日は建築マップ持って散歩だな。
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by noart_nolife | 2004-11-08 01:54 | 建築