カテゴリ:演劇( 3 )

TVはすべて地震中継のようで。
そんな夜に観たのは、グループ魂ライブDVD。グループ魂とは、大人計画の阿部サダヲがボーカル、宮藤官九郎がギターしてるバンドです。「竹内力」というタイトルの曲がシングルになってます。ライブの半分はコントで出来ています。松尾スズキが藤谷美和子のものまねで絵描き歌を歌います。いちばんのメインは皆川猿時ですが。もう何度見たことでしょう。振り付けまで覚えてしまいそうです。それでもまた見てしまいます。楽しすぎて。こんなにストレートに笑えるものってなかなかないです。
宮藤官九郎脚本もののドラマは多少見ましたが、そこまで琴線に振れるものはありませんでした。そこそこはありますが。ピンポンはスーパーカーの功労が大。GOは小説の方が強さがありました。まえにドラマのマンハッタンラブストーリーをビデオで暇つぶしにみました。ドタバタの一応ラブストーリーですが、宮藤氏の恋愛ドラマに対する冷めた感覚には共感できました。
明日はフットサルの試合です。早く寝よう。
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by noart_nolife | 2004-10-24 00:56 | 演劇

オリジナルワールド

10/17(日)維新派の公演「キートン」を観てきました。
絶句。今まで観たことのない世界でした。

維新派を観に行ったのは初めてだったので、まず会場のその独特なムードに圧倒されました。会場前には屋台村があり、その中の小さなステージで裏方バンドが演奏してました。だいぶ寒かったので焚火も至る所で。
開演。
演劇のようでも台詞はない。しゃべってない。歌ってるわけでもない。言葉らしきものを発している。舞踏のようでも踊ってるわけではない。規則的な動きはしているものの。野外に組まれた壮大な舞台装置。他の何物にも似ていないオリジナルな世界。
創造的っていうのはこういうとなのかも。
実際、維新派は野外の何もない平たい土地の上に、自らの手で舞台装置、ステージを組み上げる。建築ともオブジェとも言える舞台装置。そして音楽、衣装。生の総合芸術と言える。
維新派という劇団のシステムも気になるところです。出演者には特にキャラクターもないし、みんな20代くらいだし、いつかは辞めて行くのでしょうか。
演劇は音楽なんかよりやる側と見る側の関係が直接的です。音楽は生じゃなくても楽しめます。録音されたものを聴けるから。演劇は生のその場でしか、やる側と見る側の関係が成立しません。リアルです。CDが売れてるかどうかとか間接的なものじゃなくて、その場に集まった人間の数が全てであり、それが明日の飯につながるわけで。
映画にはパンフは欠かせませんが、演劇にはないものなのでしょうか。生のその現場が全てだからカタチにはしないのかな。
素材がたくさんあるから写真集とかパンフレットみたいなものを作れば、ビジュアル的にすごく良いものができるだろうに。と思うわけです。
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by noart_nolife | 2004-10-18 01:09 | 演劇

制限されたの「表現」

10/10(日)神戸アートビレッジセンターにて、大川興業の公演「Show the black」を見て来ました。笑えました。素直に楽しめました。オチにはドキッとしたけど。
終始暗闇で、役者の姿は全く見えません。声しか聞こえないのであとは見る側の想像です。ラジオドラマを聴いてる感覚に近いかな。でも、生っていうのがポイントだけど。朗読ライブとか近いかも。
映画にしてもテーマパークにしても、CGを使ったヴァーチャルリアリティが全盛です。視覚はどんどん刺激されて肥えていく今日この頃、あえて視覚を使わないエンターテイメントは新鮮でしたね。
そう考えると小説ってかなり限定的な「表現」で、それを読むのはとても能動的な行為ですよね。逆に映画は視覚も聴覚も全く受動的で、その対極にあるものなんだって改めて思います。ああ小説が読みたくなってきた!
あと伝統芸能!これも制限付きの「表現」。能、狂言、文楽、歌舞伎。全てを表現するのではなく、一定の制限をかけてそれ以上は見る側に託される。映画が写実絵画であるとするならこれらは抽象絵画。
今こそあえて伝統芸能を見とくべきな気がする。己の感覚をスポイルしないために。
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by noart_nolife | 2004-10-11 04:52 | 演劇